今年のお休みは、ハンガリーのブダペストに行ってきました。現地での公共交通機関についてお話しようかなと。参考になれば幸いですー。
タクシー苦手、電車バスだいすき
ハンガリーは初めての国。事前にネットでたくさん調べはしたのですが、ブダペストの情報ってあんまりないんですよね。ということで、覚えているうちにアップしておこうと。もしかして、どなたかのお役に立てるかも!
今回は6日間の滞在。となると、移動手段は毎度お世話になっている「フリーパス」でしょう。たいていの都市にはあります。東京フリーきっぷ、東京メトロ24時間券とかね。
私、実はタクシーが苦手で。日本でもです。なので移動は、可能な限り電車バス自分の足が好き。ブダペストは小さくまとまっている街なので、利用しやすい予感あり。
フリーパスなら地下鉄、バス、トラム、水上バス、郊外電車が乗り放題よ。いいね!現地の空港から出発して市街へ、最終日に空港へ戻ってくる移動手段のすべてに使いました。
どのフリーパス?
となれば、まずは種類は?
BKK(ブタペスト交通局)を見たところ、たくさんあってびっくりしました。
1回乗車券Vonaljegy、乗継乗車券Átszállójegy、24時間乗車券24 órásjegy、24時間グループ乗車券Budapest csoportos 24 órás jegy、5/30 BKK 24時間乗車券、72時間乗車券72 órás jegy、7日乗車券Budapest-hetijegy、あと各種ブダペストカードBudapest Kártya。
ブダペスト交通局(英語):http://www.bkk.hu/en/prices/
選択は現地で何をするのかによるのだろうが、多分ぐるぐる回ることになるだろうから、6日間ずっと使えるものが良いでしょう。
ブタペストカードというのは、美術館や博物館が割引になるという特典がついているもの。去年、ウィーンのときには重宝しました。が、今年は美術館には行かない予定。
で、選んだのが5/30 BKK 24時間乗車券です。
The 5/30 BKK travelcard contains 5 coupons, each with a validity period of 24 hours. The travelcard is valid for 30 days from an optional starting day.
そりゃいいねー。
4550HUF(ハンガリー・フォーリント)。5泊6日乗り放題で1,700円くらい。安いー。
んじゃあ、これに決まり!
5/30券ゲット方法
ネットでブダペスト空港(正しくはリスト・フェレンツ国際空港)のフロア図を探したんだけど、結局詳しいものにはたどり着けず。なぜかっ!?羽田や成田は、たくさんあるのにね。
なので自分を信じて、空港の到着口付近にチケット購入ブースがあるだろうと。
これ当たりでした。だよね。
ブースの場所は、自分の荷物をターンテーブルから引き取ったあと一番初めの出口、出て右側にあります。まだ屋内で、ビルの外には出てません。観光客がずらっと並んでます。このスペースで並んでいる列はふたつ、このチケットブースとATM。だからすぐわかりますよ。
さて列に並んで5分程度、自分の番がきた。「5/30カード」という名前をつけた人が憎い。5/30ってなんて読むのかよ。なので、BKKのHPからチケットのキャプチャをとって係りのオバちゃんに見せました。
これ・・・、とスマホを見せると、オバちゃんははじめ「ん?」という感じだったが、「OK、OK。5days cardね」と。あ、そうでしたか。5デイズか。
この方がハンガリー人として人生で初めて会話した相手でしたが、ブダペストを代表するような印象を持ちました。みんな、親切で優しいです。
「このチケットの使い方わかる?(私、首をふる)そう、まず切り離してはダメよ。パンチもしなくていいからね。こうやって、(チケットをくるくる巻き取るしぐさ)巻いて持っていればいいよ。5枚つづりで、1枚は24時間使えるから。乗り始めるときに、開始月、日、時、分をチェックして。チェックのしかたわかる?(私、首をふる)すぐ乗るの?(私、首を縦に)ほら、こうやって数字にバツをすればOK(全部にチェックしてくれる)」
外国の日時の順番ってわからなくなるし、チェックが×なんだか〇なんだかレ点なんだかも怪しいので、どんどん全部に記入してくれて大変助かりました。オバちゃんありがとう。
1枚目はオバちゃんの直筆。
これが5日分あるので、すごく長細いチケットです。なので、ちょっと携帯しづらいよね。
なお、チケット購入にはクレジットカード使えます。20:30時頃、ブースはまだ開いてました。(ちなみにこの後、ブースの左手奥に並んでいるATMで現地通貨をゲットしました)
初めての乗り物はバス。
市街へは200E番のバスで。終点Kobanya-Kispest駅まで乗って、地下鉄M3に乗り換え。
空港にあるバス停留所は、すぐにわかります。ターミナル2Aと2Bの間。200Eの看板が導いてくれます。
乗り物はもう、自分の得意ジャンルだから助かるよー。かーっ安心安心!200Eのバスは途中下車せずに乗っていれば着くので、さらに大丈夫です。
乗るときに、さっきのチケットを運転手さんに見せます。ワンマンバスでした。見せたときの運転手さんからのリアクションは、特にありません。(日本だと、何かしら発声してくれる)
バス車内は、こんなかんじ。
駅名もディスプレイに表示されます。サイコー。
一応、念のためGoogle Mapsも起動してみました。ちゃんと目的地を走ってくれるかなあと、確認していると気が安らぐので。
羽田空港で引き取った海外用wifiルータを、バス車内でスイッチオン。パスワード入力。
私は本当に方向音痴なのですが、それでも乗り物と自分の足に世話にならないと目的地に着けないですよね。どこにいてもGoogle Mapsがないと一歩も進めません。都内でもね。
行きたいお店に行ったり。お客さま訪問したり。
知らない場所でも、事前にGoogle Mapsで星をつけておくだけでOK!
つまり、日本で日常していることと同じことをすれば、どこにでも行けるんだよね。ブダペストも同じ。もともと日々していることだから、海外であってもまったく全然ストレスなし。
むしろ、同じ行為や手順にほっとします。Google先生、いつもありがとう。
つづきます。
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