よくある質問にお答えします。今回はパワポにアニメーション。
アニメーションや装飾デザインは・・・
そもそもプレゼンテーションの目的は、情報の共有ですよね。共有を促進するために、スライドを使います。
でも、みんな忙しいです。時間が足りません。本来業務と折り合いをつけ、優先順位をつけてスライドを作らないとなりません。
そのためにはアニメーションを入れたり、キレイに装飾しなくても大丈夫。凝ったデザインよりも、わかりやすい中身で勝負です!
ミチヨ商店としては、真っ先に工数削減の対象としていただきたい作業であります。
本来の目的を見失って欲しくないからです。
しかし。
以前の職場で、会議に参加しメンバーのプレゼンを聴いていたときのお話。
ページを送るたび、またテキストを表示するたび、いちいち右から出てきて止まるスライドを使って発表している方がいました。
作ること、そして意外と面倒なのが動作テストすること。全部、ちゃんと動くかどうか試さないとならない。大変だったろうなー。
さて、会議が終わり席を立ったとき。発表者ご本人に話かける上司の声が聞こえました。
「〇〇さん、スゴイな!動いてたぞ!」
え?
そうか。
褒める人がいるんだ。すごい!
フィードバックを反映すること
プレゼンに関わらず、仕事でフィードバックがもらえること自体、あまりないと思います。そして言うまでもなく、耳を傾けることは非常に重要です。
自分のスライドは、そしてプレゼンは、あの会議室にいた自分以外の人に受け入れられたのかどうか。心配ですよね。
そしたら、褒めてもらえた。
そりゃあ次も、アニメーション入れるでしょう。これは。100%。
だからアニメーション入れる人って減らないのかー。
考察
アニメーション>内容、という会議が実際存在する、それも少なくないのかもしれません。つまり目的が、情報の共有でなくて発表そのもの、ということでしょう。
会を楽しむ感じ。プレゼンの形をとってはいるが、内容は二の次でいいよって感じ。
たとえば年に1度、新人が自分の仕事についてプレゼンする。ういういしいみなさんが、緊張しながらパワポを使って一生懸命発表する。
これ、かわいい。
ならアニメもオッケーだし。つか、いっそパワポやめて小芝居みたいの大歓迎。
そうなると、立派なコミュニケーションです。職場の人間関係を円滑にするための。ついでに、パワポも練習できるし資料作りも学べるし。わからなくて人に聞くことも、立派な仕事のうち。人前で話す練習にもなるでしょう。あれっ、一石五鳥くらいか?!
そんな雰囲気の中で、「もっと中身をしっかり!」なんて無粋だよなあ。
こうるさいバアサン、って感じよ。
そうかー。新人研修の一部みたいなものか。納得。
どうぞどうぞ、アニメ入れなよ!私にも教えてね!
・・・でも、前の職場でアニメーションいれてた人達って、みんなオッサンだったけど??!!
・・・ま、いっか。
結論
スライドの目的を見極めていれば、アニメショーンを使っても可っ!
ご清聴ありがとうございました。
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