前回は、色と形の見せ方でした。今回は、それの応用かな~。

 

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本日のお題は・・・

 

これ。このページで、いろいろ試しましょう~。

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まずは、白黒に。フォントサイズも、いったん同じにします。

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全体の構成として、「説明のページは背景をグレー」というレイアウトを適用。
1ページ1ページを個別にしあげがちだけど、それぞれのページの役割をデザインに持たせると、全体が引き締まりますよ。

相手も「あ、グレーのページきた」と思ってくれたり。ある程度、ボリュームがある場合に有効です。

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中の人は、ピクトらしく黒に。では、黄色をのせていきましょう。

円の「理解」「発想」「試作」の中で、一番言いたいのは。これを作った私にしかわかるまい。「試作」です。
試作に黄色を使いますよ。

あっ、そうすると、人と「発想」が同じ黒になって、ふたつに関係があるように見えませんか。それはちょっと、違う・・・。

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そしたらば、素直にその関係を利用して、「試作」を黒に。でも、なじまないよう文字を黄色に。枠線はくどくなるので削除します。

スタートは白→黄色→黒、リセットしてまた白、のサイクルにしましょう。自然でしょ。
こんな風に、色の明るさを移行の意味に使えますよ。

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最後は、文字です。前回の復習~。
まずは円から。ガッと、大きな文字にしますよ。「試作」の黄色が生きてくる。「発想」は黒でないと読めない!

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文字の3行の中で、一番言いたいのは「Design Thinking」。素直に大きく太く。
「人間中心設計」の行が、左のグラフの中心と合う位置に置きます。

3行めには、波線を入れてアクセントを。文字が右揃えになっていることには、お気づきかな?

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これはなぜかというと。
「そろえる」というルールをご存知か。デザインの基本なのです。見えない枠線を入れて、ガチっとそろえるわけ。

円のトップとDesignの行は、文字を少し下げたほうがバランスがいいです。なぜかというと、そろえるとそろってないように見えるから。おもしろいね。この辺は、実際にそろえている<そろえて見える、なのです。

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線取る。
ほら~、なんかカチッとして見えませんか。線が、見える。見えないかな?

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はじめと比べてみると・・・。

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円の部分も表現なので、こっちか。

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まとめ

 

このように、色と形はとても密接な関係なので、バラして考えられないところがあります。
そして重要なのが、言いたいことを絞っているという点です。だから、デザインが生きてくるの。

 

もし原稿が、次のような長文だったら・・・。

「デザインシンキングとは、イノベーションを生み出す、人を中核としたアプローチです。人々のニーズ、テクノロジーの可能性、ビジネスとしての成功をひとつに組み合わせるデザイナーの手法から導き出されたものです。」 ――ティム・ブラウン、社長兼CEO

デザイナーの視点で考えることで、製品やサービスをはじめ、プロセスや戦略を開発、発展する方法を変革できます。IDEOがデザインシンキングと呼んでいるこのアプローチを用いると、ユーザーの目線から見たデザイアビリティと併せて、技術的なフィージビリティ、経済的なバイアビリティを両立させることができます。さらに、このアプローチでは、従来的な「デザイナー」という定義に当てはまらなかった人でも、クリエイティブなツールを使って、ありとあらゆる課題に取り組めるようになります。

 

資料と対面するとき。ミチヨ商店が作ったのと、どっちの方がストレスが少ないかな?どっちの方が、プレゼン資料に向いてるかな?

伝えたいことを絞る。もしデザインに興味をお持ちであれば、まずここを意識してみてはいかがでしょう~。

次回へ続く!mi