今回は、コストと付加価値についてです。ちょ~!

 

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制作工程、どんな風ですか?

 

前回、パワポについてお話しました。標準として使うのはもちろんだけど、ハマらないように気をつけてと。
今回お話するのは、価値あるところにハマれば問題ないんじゃない?ってことです。

 

みなさんの、プレゼン資料の製作工程ってどんな感じでしょう。

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きっちりと計れるものでもありませんが、上のような感覚ですか?

赤い部分、作成には案外時間がかかってしまうけど、伝える資料作成のため、そこはがんばりましょうと。
なるほどなるほど。うんうん。

 

とても、前向きですばらしい。意識が高い系ってきっと、こういうみなさんなんですね。資料作成に時間をかけてくださるのは、デザイナーとしても大変嬉しいところです~。「この工程、あるある」と頷くみなさんが、デザインを支えていってくださっています。ぜひ、これからも、よろしくお願いします。

 

でも・・・あの、ミチヨ商店はかなりの少数派と自認しつつ申し上げますが、

少々、違和感がありませんでしょうか。
どうして、一番大切なところに、一番時間をかけないのでしょうか。

 

 

コストと付加価値

 

ビジネスの現場において、最終的に存在するのはコストと付加価値だと思われます。
あらいやだ、この人突然ビジネスマンになっちゃったよ。ふふふ。

(ミチヨ商店は、研究や開発やデザインをしながら、営業部にもいたことあるからのお。付加価値だけを唱えたって、だ~れも聞いてくれないわけ!!キビシイっすよ~!!)

 

(気を取り直して)だから現場では、どれだけの価値をどれだけのコストで届けられるかが重要ですよね。

  • コストの何割を占めているか
  • 付加価値のどれだけを占めているか

 

とすれば、上記の工程。工程コストの2/3を占める作成はあんまり価値がなくて、1/6を占める企画部分が一番価値があるって、これ知ったら部長が怒るんじゃないスかね(涙

 

(ま、黙ってればわかんないけど。それに、部長こそが押してる場合だってある。そうだよね、いろんな事情や環境がある。デザインがスキ!ってかたもおられるだろう。それは、本当に嬉しいことだし)

 

でもさ、でもさ。

たとえば、下の①のような感じだと、より自然な考え方ではありませんか?
または、②みたいなら部長も許してくれるんじゃない。コスト削減大好き!だからさ。ちぇっ。(失礼)

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並べると、こんな感じ。

ひょっとして、なんだけど。余計なお世話、なんだけど。老婆なんだけど。心、抜けたけど。
赤いところに一番時間がかかってしまうのは、すごくたくさんの難しい情報を、本来業務でないデザインで表現しようとするからではないでしょうか。

(そしたら、難しいとこはしないって選択はないのかな・・・?)

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でもね、そりゃそうですよ。そりゃ、時間かかりますって。そんなにスイスイ、デザインできないですって~。だから、パワポ得意な、デザインのプロが存在するんですから。世の中には、た~くさん。

外注デザイナーさんのように、毎日毎日パワポばっかりしていれば、だんだんコツがわかってきます。それが仕事だもん。でも、本来業務があって、たまにプレゼンやらないとならない、そんな感じだとやっぱ、かなりキツいと思いますよ。だから、時間かかって当たり前です。

 

その情報量では、ね。

 

え?

 

 

ってことは・・・

 

だったら、情報量を減らせばいいのでは?

かつ、パワポで難しいことをしなければいいのでは?

 

奇跡的に費用を負担してもらえて、デザインを外注にお任せしてもよくなっても、情報量は正しく減りませんよ。だって彼らは、デザインの専門家ではあるけど、その内容の専門家じゃないんだもん。どこが大切で、どこが難しいかなんて、わかりっこありません。

あなたはその業界にいて毎日そのことばかり考えていても、外注デザイナーを含める他のみなさんは、1日に1度だけ1分程度、そのことについて考えてくれたら多いくらいのはず。

 

たとえばミチヨ商店が長くいた、マニュアル業界のトリセツとかさ。考えてくれるのが1日どころか、1年に1回あったらいいほうっスよ。それは、新しい家電などを買ってくれたとき。そん時だってあなた、トリセツなんてまったく興味ないでしょうっ!?

 

チキショ~!!思い出してイライライしてきたから、菓子食う~!!!ジュース持ってこ~い!!

yake

 

(・・・話を戻して)ですので、内容を絞る、メッセージを導き出すのは、資料を作っている自分にしかできないことなのです。というか、人に任せちゃならんのです。省略しちゃならんのです。一番重要なことなんでしょう?

 

 

世界中探しても、あなたしか専門家はいないのですから。

 

 

ココニ時間カケナクテ、アナタドウシマスカ??!!(なぜ、外人さん??)

 

ミチヨ商店のような考え方を実行しているかたは、ほとんどいないと思います。だから、いいですよね。このまま続けても。いろんな人がいるから、世の中楽しいわけだもんね。寛大なお気持ちで、ご無礼をお許しください。

すんません、ヒートのアップをクールでダウンしますので、  続きは次回へ~。mi