クラシックって音楽のクラシックです。石の上にも5年。
クラシックを聴いてはおりましたが・・・
いくつかの偶然が重なって、クラシック音楽を聴き始めて早5年くらい経ちますかいな。
聴くと言うより、「聴きに行く」というのかな。
CDを聴く、インターネットラジオで聴く、というのでなくコンサートに行って聴くのが主な活動です。大好きでもないまま、なんでわざわざ?そうそう、ホールマニアでもありませんです。そんな人がいるのか、知らんけど。
あそこの音がいい、とか。あんまり良くわからない。席のすわりごごちがいい、ステージが見えやすい等なら感想を言えるけど。あと、ホールの外観や内装ですね。こっちだったら、くいついて話せるけども!
何もかもが、いちいちデザインされているサントリーホール。
出典:サントリーホール
聖地!上野の東京文化会館とか。かっこいいゾ!
出典:東京文化会館
ウィーンの楽友協会とか。金金ゴールドで、細長かったよ。
By Clemens PFEIFFER, A-1190 Wien
楽友協会といえば、シートのエリア名と分け方ね。これがまた、なんだかさっぱりわからなくて嬉しいわけです。
変態か。
出典:楽友協会
野球観戦=クラシックコンサート鑑賞
これと同じ感覚なのは、野球観戦ですかね。
実際、野球のルールは良く知らないです。球団について、ひいきもアンチもありません。でも、球場に向かっている途中で、もう楽しいのです。電車に乗っていて、同乗する気合いれたファンを見たとき。あっ、ユニフォーム着ちゃってる!
そして球場に入って。う~ん、コートじゃなくて、なんていうのあれの名称は。フィールド??がとてもキレイ。ナイターは、ライトがいいね。ピカピカで白い。すべてを照らす明るさよ。
試合が始まれば、虫みたいに小さい選手がホームベースをくるくる回って、そのたびにファンが声をからせて大興奮。この熱気を享受すると決める。たびたび回ってくる売り子さんから、我慢できずにアイスクリームを買う。
みんなで大声で選手ごとの応援歌を歌ったり、なんか応援グッズもあるでしょう。メガフォンみたいの。あれをリズミカルにたたいたり。「タタンタタンタンっ!!」みたいな。応援をリードしてくれる人もいてね。
球場に流れるジングルや効果音なんかも、へ~、よく考えられてるなあと思うし。
かと思えば、なんかご自分のノートみたいのに、いちいちメチャクチャ書き込んでいる人もいたり。あれ、何をされているのか。記録ですよね。記録を。何を。無言で。
と私なりに、十分楽しんでいるわけです。
クラシックのコンサートの謎
クラシックとも、そんな感じの付き合い方でした。
先にあげた環境?以外での楽しみ方は、やっぱり人ですねー。聴きにいらした方々。もちろん指揮者や演奏者。そしてあの、今でも慣れない拍手のマナーとか。
拍手をね。曲が終わるごとにしてはならないのは、ご存知でしょうか。ですので拍手の機会って、とても少ないです。コンサートの間には概ね休憩が入るので、その前と、演奏がすべて終わったあとの2回だけですかね。
そのせいなのか、演奏後にはここぞとばかりにみなさん拍手や声援?を送るので、その時間がものすごく長い。なかなか終わらないです。あれはじめは、びっくりするよね。
まあ他にも、いろいろ謎が多いです。
ファンで言えば、なんでこんなに年齢層が高いの?とか。
みんな、寝ちゃってるけど?とか。
高齢になるとクラシックを聴くの?とか。
もしそうなら、どうして高齢になると聴きたくなるの?とか。
声援?って、なんて言ってるの?「ボーーー」「ウェーーーーー」(低い声)???
・・・と、自分なりに楽しいわけです。もちろん主役の演奏もね。交響曲、オーケストラが一番好き。
だって他の楽器に負けないような音量にするため、ひとつのフレーズを複数人で弾くんだよ。一糸乱れず。すごくないか、それって。その発想が。ボリュームを大きくしたいがために、だよ。(また、それてるか・・・)
そんなこんなで5年です。年末に第九も聴きにいってるし、ラ・フォル・ジュルネも毎年行ってる行ってる、今年も5月の連休にありますよ。
ラ・フォル・ジュルネというのは毎年春、東京の国際フォーラムで行われるクラシックのお祭りなんですけどね。
それでですね。そこで、エイノユハニ・ラウタヴァーラと出会ったわけであります。あっ、キタっ。
って、誰っ?
次回につづく。
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