前回に引き続きまして、棒グラフを見ていきたいと思います。
伝わるグラフって、どんなグラフかな??
内容はそのままにデザインをする
お題のグラフは、こちらどえす。どんな風に変わりますかね。
引用:日本の財政関係資料(平成27年3月)
変身後は、こちら。では、ファイナン君に渡しましょう。
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何を伝えたいかはデザイナーにはわからない
お題グラフを見るにつけ、何を伝えたいのかなあと。考えさせられました。作るのに時間もかかっただろうし、大変だったろうなあと思います。
作りあげてしまってから削除するというのは、たいていは難しいと思います。せっかく作ったから・・・、という気持ちもわいてくるだろうし。
ですので、これはグラフに限らずテキストでも表でもそうなのですが、作る前に削る。これがコツです。エクセルの表を使って仮でグラフ化して、相手に伝えたいメッセージが決まったら、そこからどんなグラフにするかを考えてみてください。ほんっとに効率あがりますよ。
ぜひぜひ、お試しになって。
メッセージはこうかな。
さてさて。お題をビフォーとさせていただき、アフターを考えてみました。
メッセージを2つに絞り、グラフは2つ作りました。
「物を生産できる世代が大幅に減少して、高齢者が増える社会になっていく」というメッセージを伝えるグラフ(上)。そして、「その最大の要因は、少子高齢化」というメッセージを伝えるグラフ(下)です。
タイトル:生産年齢人口と高齢化率の推移
タイトル:高齢人口と若年者人口の推移
ひとつのグラフでいろんなことを伝えようとするから、難しくなってしまうんですよ。読む方も、そして作る方も。なら、分割してしまえばOKよ!
いかが、かしら??
次回、それではパワポでどう作ったらいいかを考えたいと思います~。
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