前回、配色のやっかいなところについてお話しました。
今回は、色を決めるその前に、バリアフリーについて整理します。
関連記事:HTTP://314-STORE.COM/BLOG/デザイン/プレゼン資料の色も、もっとバリアフリー(1)/
色覚バリアフリーにも対応したい
たくさんの目にふれるプレゼン資料。より多くの人に、メッセージを届けたいものです。
ミチヨ商店で色を決めるせっかくの機会なので、色覚バリアフリーについても踏まえておこうと思います。
色弱者は、日本人男性の20人に1人程度といわれています。まずは、どんな風に見えるかをチェックしてみましょう。
多いとされるP型に注目。 あくまでシミュレーションであり、見え方は人それぞれなのでご参考程度にどうぞ。
(左:オリジナル 右:P型色覚シミュレーション)
色覚P型シミュレーション(写真)
↓ これは、この記事のトップ画像です。
左右、それほど変わらない印象ですね。
↓ 毒キノコ?の赤。右でも、十分毒っぽいけど。
赤と緑が、同じように感じます。
↓ ムムッ?これは?
↓ やっぱり青系は、ほとんど同じ印象を受けますね。
P型シミュレーション(組み合わせ)
↓ 次の色の組み合わせは、区別がつきづらいのだそう。
やはり、緑が気になりますね。
スマホ用のツールもあります
シミュレーションが可能な、スマホカメラ用の無料アプリもあります。
「色のめがね」は、色覚異常などが原因で、色が見えにくい、色を見分けにくい人のための色覚補助ツール。
操作性もよく、何より手軽に体感できることがすばらしい!
「色のめがね」という名称も、すばらしい。かわいい。
色のめがね: http://asada.tukusi.ne.jp/chromaticglass/j/
みなさんもこの機会に、自分のまわりのもので試してみては?
ちなみに、このページのシミュレーションは、Adobe社Photoshopの標準機能を使っています。
アドビ、いいね。
さて次回はいよいよ、配色の発表です。2色考えたよ。
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