前回、配色のやっかいなところについてお話しました。

今回は、色を決めるその前に、バリアフリーについて整理します。  

 

 

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色覚バリアフリーにも対応したい

  たくさんの目にふれるプレゼン資料。より多くの人に、メッセージを届けたいものです。

ミチヨ商店で色を決めるせっかくの機会なので、色覚バリアフリーについても踏まえておこうと思います。

 

色弱者は、日本人男性の20人に1人程度といわれています。まずは、どんな風に見えるかをチェックしてみましょう。

多いとされるP型に注目。 あくまでシミュレーションであり、見え方は人それぞれなのでご参考程度にどうぞ。

(左:オリジナル 右:P型色覚シミュレーション)  

 

色覚P型シミュレーション(写真)

  ↓ これは、この記事のトップ画像です。

左右、それほど変わらない印象ですね。

earth02

 

↓ 毒キノコ?の赤。右でも、十分毒っぽいけど。

赤と緑が、同じように感じます。

mush02  

 

↓ ムムッ?これは?

foot02  

 

↓ やっぱり青系は、ほとんど同じ印象を受けますね。

sea03  

 

P型シミュレーション(組み合わせ)

 

↓ 次の色の組み合わせは、区別がつきづらいのだそう。

やはり、緑が気になりますね。

color02  

 

スマホ用のツールもあります

シミュレーションが可能な、スマホカメラ用の無料アプリもあります。

「色のめがね」は、色覚異常などが原因で、色が見えにくい、色を見分けにくい人のための色覚補助ツール。

 

操作性もよく、何より手軽に体感できることがすばらしい!

「色のめがね」という名称も、すばらしい。かわいい。

ironomegane

色のめがね: http://asada.tukusi.ne.jp/chromaticglass/j/

 

みなさんもこの機会に、自分のまわりのもので試してみては?

ちなみに、このページのシミュレーションは、Adobe社Photoshopの標準機能を使っています。

アドビ、いいね。  

 

さて次回はいよいよ、配色の発表です。2色考えたよ。  mi