デザインがよくないからとか、内容を明確にしていないからでなくて。もっと大きな理由があるんじゃないかなと思いましたです。
パソコンの登場とともに
パワポやワード、エクセルが出てきたのは95(「キューゴー」と読んでね)からですよね・・・。そこから歴史が変わったと言っても過言ではない。
それについては、この時代に生まれてラッキーだったなと思います。これから何百年経ってもたぶん、すごいこと。何百年後のオタクとかが、「スゲ~、うらやましい」と思うだろうよ。
この時代、95だけじゃなく、ジョブズもいたからね。
WindowsとMacが誕生したときに、オンタイムで生きてたっていうのはやっぱりすごい。
ジョブズの後の人、がんばって。(涙
95の起動音がありました 。(元ユーザーの人、なつかしすぎて気絶しないように)
実験音楽や環境音楽で著名な、ブライアン・イーノ作曲だそうです。
スライドがよくない理由って。
話は戻り、パワポやワード、エクセルなのですが。
というより、パワポの話なのですが。
なかでも、プレゼンのときに映し出されるスライドについて。
いったいどうして、どれもこれもわかりづらいのでしょうか。(自分のも含めて)
デザインや操作とかそういう表面的なものでなくて、ほかに理由があるんじゃないかなと。だって同じ資料の話でも、ワードで作ったものがムチャクチャわかりづらい、何が書いてあるのかさっぱりわからないってケース、あんまり聞いたことないです。
私が世話になっているストリートアカデミーの講座でも、ワードものってナッシングです。
ではなぜ、パワポだけ?
ワードとパワポの違いといえば。ワードは書類や文書の作成ツール。パワポはプレゼン資料。
作成物を読む人のことを考えると、書類は自分のペースでじっくり読める本のようなもの。一方プレゼン資料は、発表者が一方的に進めてしまう映画のようなもの。
これはどうにもできません
それで思ったのが、時間のこと。
印刷物というメディアを一般人も利用できるようになったのは、グーテンベルクの活版印刷から。1450年代です。
メガネかっちょいい。(手が疲れそう。)
一方、会議でスライドというメディアを一般人も利用できるようになったのは、なつかしのOHPから。第二次世界大戦後、アメリカ軍が大量に利用しはじめた1960年代です。
キッチンに似合いそう。(意外と小さい・・・?)
先生が見ている画面。これ、ディスプレイってことかな。スゴイ!なんで?いるか?
本が世の中に出回ってから、560年も経ってます。それに引きかえ、スライドはたった50年よ。
この差じゃね?と、思ったわけです。
だとすると、スライドがいい感じにわかりやすくなるまで、もうちょっと時間かかりそうだね。
え~。
せめて、私が生きているうちにそうなって欲しいなあ。
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